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天狗の軍手

アニメとか漫画とかラノベとか色々と感想書いていきますん

『人類最強のときめき』感想 




 見つめるだけじゃ足りねえな。

 絶世の、哀川潤!
 彼女の『今』が試される『最強シリーズ』第三弾!

 人類最強の請負人・哀川潤。
 長瀞とろみの依頼で乗り込んだのは、生まれたての火山島。
 そこで哀川潤が挑むのは――植物!?

『戯言』から芽吹き、『人間』以上に伸びやかな、『最強』のスペクタクル!




     1.
 人類最強のときめき。


■■

 新たに出現した孤島を巡って四神一鏡やER3システムを始めとする十二の企業が対立する。
 そこを哀川潤が占拠することで、手出しできなくさせる。

 そんな意図から長瀞とろみから依頼を受ける。
 岩盤だらけの島で夜を迎えた哀川潤は眠った。
 彼女が目覚めると――島は植物に覆われていた。

■■

 そんな感じのあらすじ。
 哀川潤がひとりで奮闘するタイプの話。

 冒頭の由比ヶ浜ぷに子の語りは、今回というよりも次回のほうが関係のある話。

     2.
 人類最強のよろめき。

■■

 活字を滅ぼしてください。
 荒唐無稽な依頼が、哀川潤の元にやってくる。

 因原ガゼルと長瀞とろみの依頼は――ドクター・コーヒーテーブルが生み出した自動執筆プログラム『ライト・ライター』が、作り上げる――小説『パブリック・ブック』を滅ぼすことだった。

■■

 読書好きなら誰もが直面したことがあるようなテーマを題材にして書かれている短編です。
 作者の西尾さんは読書家なかたですけれど、読書家としての視点と小説家としての視点の意見がそれぞれ含まれて描かれていて、楽しい一作でした。
 もしも、自分が『パブリック・ブック』を手に取ったら、どんな作品になるのかと考えてみると面白いものです。

 最近は、あまり本を読めていないですけれども、読書は好きなですからね。
 本棚が倒れてきて、圧し潰されて死ぬというのもわかる話です。

 書を捨てよ町へ出よう。町に出れば、本屋によって帰る。
 そんな感じですしね。

     3.
 死ぬほど幸せ。


■■

 自殺する動機が欠片も見受けられない人間が飛び降りた。
 そんな話を哀川潤の元に持ち込んだのは、佐々沙咲だった。

■■

 台詞だけで構築されている珍しい書かれ方。
 こんな感じの書かれ方をしているのって、『零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係』以来ですかね?

 随分と前にメフィストに掲載された短編。
 前巻に続いて、『哀川潤の失敗』が収録されているわけです。

 収録されたタイミング的に、『少女不十分』や『鬼物語』の辺りですね。
 どうやら、私が西尾維新作品に触れるちょっと前の作品みたいです。もう六年前なんですね。

 真相は、忘却探偵シリーズでありそうな感じのものでした。
 何気に『モンティーホール問題』について言及されている。阿良々木くんより説明が簡潔的でわかりやすい潤さん。

     4.
 デジタル探偵との知恵くらべ。


■■

 データを入力するだけで殺人事件を解決させてしまうデジタル探偵!
 人類最強の請負人・哀川潤は、犯人役としてデジタル探偵に挑む。

■■

 潤さんがはちゃめちゃ暴れるお話。
 やりたい放題で楽しいお話。

 缶堂さんを論破する潤さんは、実にかっこいいものでした。
 最後の締めもいいものです。
 短いですが、かなりお気に入りのお話。

     5.
 不敗のギャンブラーと失敗の請負人。


■■

 負けなしの不敗のギャンブラー。
 世界各国で出禁になりつつあるギャンブラーが対決するのは、哀川潤!

■■

 哀川潤の失敗もこれで最後。
 メフィストに掲載されて未収録になっていた分はこれで消化されたというわけです。

『最強シリーズ』第四弾『人類最強のsweetheart』。
 人類最強のlove song、人類最強の×〇×〇が未収録状態ですので、来年の春頃になるんじゃないでしょうか。

 ちなみに。
 不敗のギャンブラーと失敗の請負人の次には『探偵都市伝説』というのが連載していました。そちらはこれらの世界観とは関係ないので、いつどこに収録されるのやら、といった感じです。
 三回までしか掲載されていないことに加えて、ページ数が少ないですし。

 メフィストに掲載されたものの出版されていないシリーズものは今のところ『ぼくの世界』『探偵都市伝説』『夏休みの破壊工作』の三作になりました。『夏休みの破壊工作』という『戦争シリーズ』はどうなったんでしょうか?

 
 


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thread: ライトノベル - janre: 小説・文学

tag: 西尾維新  最強シリーズ 
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