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天狗の軍手

アニメとか漫画とかラノベとか色々と感想書いていきますん

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『悲亡伝』感想 






 空々空を始めとする手に負えない者を集めた窓際部署『空挺部隊』。
 彼らに下される新たな任務は『裏切り者』の特定だった。

 最大勢力を誇るロシアの対地球組織『道徳啓蒙局』の崩壊。

 地球に味方する敵を捜索する任務を受けて、『空挺部隊』の九人と一機、そして新人の二人と共に、世界各国に散る。
 悲しみを知らない十四歳の英雄が知る次なる『大いなる悲鳴』まで三ヶ月!
 悲鳴から始まる英雄の、悲しき記録に続く、亡命にも似た英雄譚、第七弾。

 少年はいつか世界を知り、世界はいつも少年を知らない。







――――登場人物―――――

 空々空(そらから・くう)
 氷上竝生(ひがみ・なみうみ)

 杵槻鋼矢(きねつき・こうや)
 手袋鵬喜(てぶくろ・ほうき)
 地濃鑿(ちのう・のみ)
 酒々井かんづめ(しすい・かんづめ)
 悲恋(ひれん)

 虎杖浜なのか(こじょうはま・なのか)
 好藤覧(すいとう・らん)
 灯篭木四子(とうろぎ・よんこ)

 左右左危(ひだり・うさぎ)
 酸ヶ湯原作(すかゆ・げんさく)
 乗鞍ぺがさ(のりくら・ぺがさ)
 馬車馬ゆに子(ばしゃうま・ゆにこ)

 ノーライフ(のーらいふ)
 アールグレイ・アッサム(あーるぐれい・あっさむ)
 キング・スレイヤー(きんぐ・すれいやー)
 トゥシューズ・ミュール(とぅしゅーず・みゅーる)

 人間王(にんげんおう)




 第一章『空々空、世界へ! 空挺部隊の出動』


①対地球組織業界ナンバーワン、ロシアの『道徳啓蒙局』が崩壊した。この情報は、『絶対平和リーグ』が行った交換内偵の成果で発覚。
②世界規模の組織を不意打ちでも崩壊させた『裏切り者』は、それに準ずる組織ではないかと考えた左右左危博士。
③空々空が率いる窓際部署『空挺部隊』が、自明室の新人二人を引っ提げて対地球組織の内偵調査を開始。

 外国の対地球組織にスポットライトが当たる。
 何気に『悲鳴伝』の時点で、牡蠣垣閂と剣藤犬个が外国に出張に行っているんですよね。これってアメリカだったっけ? はっきりと明記されていなかった気もしますし、その辺りはちょっと曖昧。


 第二章『ニューヨークに行きたいか? 砂漠の空に風が吹く』


①空々空と虎杖浜なのかのコンビ。内偵先はアメリカ合衆国『USAS』。
②飛行機で向かおうとするも、ハイジャックに遭う。
③虎杖浜なのかの魔法で窮地を脱し、二週間に及び内偵を終えようとしているとき、彼らの前に『USAS』の構成員ノーライフがやってきた。
④空々空と虎杖浜なのか。ノーライフと共にパリに向かう。

 四国編の勢いなら、アメリカだけの話で一冊くらいは行くでしょうけど、割と迅速にまとめられていた。四国の一週間は濃密過ぎました。『USAS』という呼び方より『独立戦線』のほうが、それっぽくて好きなんですけどね。
 ノーライフさんは、今後どんな立場のキャラになるのか。
 そもそも悲衛伝で登場するのでしょうか?

 あと『ディナイアル(強風)』の有効範囲が広すぎてびっくり。
 やりたい放題じゃありません?

 第三章『ボンジュール! 国境線を超えて』

①地濃鑿と酒々井かんづめ。内偵先はフランス『宿命革命団』。
②現地に到着するも、地濃の行動に振り回される酒々井かんづめ。しかし、それが幸いして空爆を上手く回避。
③無事、現地の関係者と合流し、内偵を開始するも、独断で切り上げてモナコ公国に移動。
④そこで空々空と酒々井かんづめが合流した。そして空々たちがフランスに到着したとき『宿命革命団』が潰された。
⑤地濃は謎の英国紳士に話しかけられ、『何を言っていたかわからない伝言』を言付かる。

『先見性』の有効範囲がいまいちぴんと来ませんけど、あまり気にしないほうがいいのかも。
 地濃鑿が炸裂な旅行は読んでいて楽しいものでした。
 確かフランスで空爆って、出版当時、割とタイムリーなネタだった気がします。
 合わせたとかってことはないでしょうけど。

 第四章『四国から英国へ! 至れり尽くせりの監禁生活』

①好藤覧と灯籠木四子。内偵先はイギリス『永久紳士同盟』。
②魔法少女『スクラップ』によって地中を通って現地に到着した二人。
③内偵を開始することもなく、二人は『永久紳士同盟』によって監禁されてしまう。
④そこに空々空たちがやってきた。アールグレイ・アッサムと当主キング・スレイヤーは語る。
⑤裏切り者ではない。だが、『道徳啓蒙局』と『宿命革命団』は我々が潰した。

『スクラップ』はともかく、『スパート』のキャラがまだまだ掴みづらい。
 この子たちの魔法も大概やり過ぎです。
 このキング・スレイヤー氏もアールグレイ・アッサムくんも今後出るんでしょうか?

 第五章『万里の逃亡劇! 任務尽くしの満漢全席』

①杵槻鋼矢と手袋鵬喜。内偵先は中国『仙億組合』。
②裏切り者の正体を看破していた杵槻鋼矢。中国に到着した矢先、『友達』の殺人現場に遭遇。
③コミュニケーションを上手く取れず、容疑が向けられ二週間の逃亡を図ることになる。
④心肺停止状態の手袋鵬喜を助けにやってきた地濃鑿。同様に瀕死状態の杵槻鋼矢に対して彼女が語る内容は『仙億組合』が潰されたという情報だった。

 最も難航したと思われる旅。
 鋼矢さんの思わせぶりと、振る舞いがとことん裏目に出た回。彼女たち二人が地球に残ったからには何かあるのだろうか。

 第六章『謁見、人間王! 人間の国へようこそ』

①馬車馬ゆに子と乗鞍ぺがさ。内偵先は新興国『人間王国』。
②左博士から貸し与えられた『死んでもいい』二人は『人間王国』で、『王』との謁見の順番を待つ。
③『人間王』は若い女性だった。取り留めもない会話をしたのちに、二人に対して『人間王』は点数をつけた。ひょっとすると、『人間王』がいちいち、国民全員と話しているのは『地球陣』か否かを見極めているからではないか。
④やってきた空々に言わせれば、『人間王』は『地球陣』で、それ故に見極めることができるのではないかと。
⑤二人を回収して戻ろうとした空々だが、その提案を拒否する二人。
⑥のちに、この二人の手引きの元、空々空が『人間王』から採点を受けることになるが、そう遠い日のことではない――が、今ではなかった。

 この『人間王』が次にどんな具合で関わってくるのか気になるところです。
 この人物の正体も気になるところです。地球陣なのか人間なのか。
 あるいはほかの『惑星陣』かも。

 第七章『救助船「リーダーシップ」! もっとも困難な任務』


①氷上竝生と悲恋。内偵先は救助船『リーダーシップ』。
②天才を集める『リーダーシップ』に潜入する二人。天才のふりをする氷上と、『天才少女』の人格をトレースした悲恋。
③悲恋に連絡機能を用いて、左博士から連絡がきて、氷上は撤収することになる。
④こっそりと用意されていた黒衣の魔法少女『シャトル』の衣装を身に包んで、氷上はロシアにまで向かう。

 私的に、『リーダーシップ』に花屋瀟を残すのはかなりまずいと思うんですよ。
 何かとんでもないことをやらかしかねない。ラスボスが花屋瀟(悲恋)になる説もあるかも。

 第八章『「活動報告」! 組み合わせの答え合わせ』


①『裏切り者』はいなかった。
②人類の勢力が強くなればなるほど、『大いなる悲鳴』のリスクが増すと判断したため、潰し合う形で組織解体が始まった。
③解体して散り散りになった構成員は『リーダシップ』と『人間王国』を受け皿とするつもりで。その都合上、この計画には『USAS』が関与していなかった。ユーラシア大陸だけに留めようとした。
④ユーラシア大陸に最も近い日本『地球撲滅軍』が声をかけられなかったのは弱小組織だから。今のところベスト8に入っているものの、それは『絶対平和リーグ』を合併したことで、かろうじて上り詰めた程度のものである。
⑤ハイジャックはいずれの組織が仕掛けたものであるのは明白だったが、空々は曖昧にしておくことにした。空爆は解体作業の一環だった。殺人事件は杵槻鋼矢に対して情報を流した『友達』を処分したという形だった。

 何だか呆気ないイメージもありますが、そんなものでしょう。
 ここから『伝説シリーズ』は佳境に突入する――はず。

 第九章『次なる空へ! 入れ子細工のプロローグ』

①左右左危と酸ヶ湯原作。ロシア『道徳啓蒙局』跡。
②生き残りにしてロシアの魔法少女トゥシューズ・ミュールと合流。
③空々空が回収した面々と、『リーダーシップ』からやってきた氷上竝生。致命傷を負った杵槻鋼矢と手袋鵬喜。『人間王国』に残った乗鞍ぺがさと馬車馬ゆに子。『リーダーシップ』に残った『悲恋』を除いて空挺部隊は一同に会した。
④空挺部隊の二週間は、地球撲滅軍の意識を逸らすことにあった。左右左危と酸ヶ湯原作から。
⑤悲鳴も届かない宇宙から――地球を討つ。
⑥人工衛星『悲衛』。
⑦空々空、宇宙へ。

 まさか宇宙に行くとか。
 一体どのメンバーで宇宙に行くのか。
 あと、宇宙じゃ黒衣の魔法少女たちがまるで仕事できないのが厳しいところ。





 遥か宇宙から、人類救済の策を練る十四歳の英雄・空々空と九人の仲間たち。
 人工衛星『悲衛』で科学と魔法の融合実験を繰り返すある日、少年の部屋に、自らを『月』だと名乗る女性が現れた。

 彼女は、地球対人類の戦争を停戦に持ち込むために、太陽系の惑星と人類との仲立ちを提案する。
 次なる『大いなる悲鳴』が予告されている今!

 少年は、武器も策も持たずに戦うのではなく殺し合うのでもない過酷極まる壮絶な話し合いに挑む。

 悲鳴すら聞こえない宇宙空間で、伝説はいよいよクライマックスへ――!



『悲衛伝』の発売が決定し、あらすじも公開されました。
 何やらお次は『月』登場するご様子。
 話し合いとは言っているものの、あと第九弾と第十弾があるので、まだまだ波乱は続きそう。
 展開が予想できないので、どうなることやら。
 個人的には地球での出来事も気になるところです。ひょっとして第九弾は地球での出来事で、第十弾で総括するのでしょうか。

 あらすじにある空々空と九人の仲間――ですけど、九人って誰がいるんでしょう。空々空を含めると十人だとすると。

『焚き火』、地濃鑿、酒々井かんづめ、『スパート』、『スクラップ』、『スペース』、左右左危、酸ヶ湯原作、ミュール――ってな具合でしょうか。ああ、やっぱり海外勢はほとんど絡んで来ないのね。なんだったのだ、ノーライフさん。

 発売日が近いので楽しみです!

 



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tag: 西尾維新  伝説シリーズ 
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