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天狗の軍手

アニメとか漫画とかラノベとか色々と感想書いていきますん

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『新約とある魔術の禁書目録17』感想 






 ■新約とある魔術の禁書目録(17)

 木原唯一が放った百人を超える上里勢力の少女たち!
 圧倒的劣勢の中、上条当麻の反撃が始まる!

 大熱波が去り、復旧モードの学園都市。
 そこは、通信インフラが寸断された混乱の影響で、『警備員(アンチスキル)』たちさえ手綱の握れぬ無法地帯となっていた。
 そんな学園都市を、上里翔流帰還を信じる『上里勢力』の少女たちが、自由気ままに暴れ回る!

 追跡のエキスパート『辿り屋』絵恋(エレン)!
 直接戦闘を得意とする変幻自在の海賊少女の琉華(ルカ)!
 ネットを駆使して大衆を操る幽霊少女の冥亞(メイア)!
 現象を完全再現できるコスプレ少女の織雛(オリビア)!

 木原唯一に『右手』を盾にされ、上条当麻抹殺を命じられた彼女たちだが、その芯は変わらない。
 想い人を取り戻す。その信念ゆえに突き進む!

 すべてを賭して襲い来る少女たちから逃走する上条当麻!
 彼の味方は『上里勢力』からたった一人ついてきたUFO少女の府蘭だけだった。

 しかし、間違ってはいけない。

 この劣勢状況下こそ、上条当麻の真髄が発揮される時。
 さあ、上里翔流を救え。

 彼女たちの哀しい暴走を止め、この争いに終止符を打つために!


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     1.

『これまでのあらすじ』。
 魔神オティヌスを初めとする『グレムリン』と多国籍軍との騒動を終わった。全人類と奮闘した大怪我をした上条当麻は入院を余儀なくされる。
 入院中の上条当麻が病院を抜け出して、食蜂操祈とファイブオーバーOSとの騒動に駆けつける。
 数日が経過して、見事退院を果たした上条当麻の前に『魔神』を名乗るサンジェルマンが現れる。この頃、同じくして『魔神』が大挙して学園都市に出現していた。
 魔神の一人――僧正が上条当麻に接触。御坂美琴と共に学園都市内を駆け巡り、僧正から逃亡する。しかし、僧正は対魔術式駆動鎧――Anti. Art. Attachment.によって消滅。その最中、学園都市内に蔓延っていた魔神たちが正体不明の消滅を起こす。その裏に関わっていたのは、『理想送り(ワールド・リジェクター)』の右手を操る上里翔流を始めとする上里勢力だった。
 僧正の一件を終え、帰宅した上条当麻が続いて向き合うことになったのはサンプル=ショゴスという南国の寄生虫に身体を蝕まれたレイヴィニア=バードウェイに妹、パトリシア=バードウェイ。バードウェイ姉妹を巡って上条勢力と上里勢力が衝突する。
 上条当麻と上里翔流の一件から数日後、上里の妹、『全滅犯』の去鳴(サロメ)が現れる。再び上条と上里が対面したとき、上里の右腕が切断される。『ファイブオーバーOS』『サンジェルマンウイルス』『サンプル=ショゴス』を巧みに使いこなし、『理想送り』を自身の腕に縫合する木原唯一
 木原唯一から『右手』を取り返すために画策する上里翔流。『エレメント』を放つ木原唯一に、大熱波に対抗した上里勢力。その戦いの末に、上里は『理想送り』を取り返すと同時に自身も『新たな天地』に送られてしまう。

     2.

 前回はあまり上条当麻が存在する意味みたいなのがないお話でしたが(騒ぎの被害を受ける一般人みたいな立ち入ち)、今回は自分から事件の騒動に首を突っ込んでいく感じ。
 今にして思ってみれば、前回の上条当麻は『今まで一般人だった視点のお話』と捉えることができる。

 よくよく考えれば上里勢力の女の子たちって肩書がちょっと引く感じなんですけど、禁書wikiに書かれている文を読んで『大して変わらないな』と思った。

 完全記憶能力で十万三千冊の魔導書を脳内に宿した魔導図書館の銀髪幼女シスター
 学園都市の中でも発電系能力者の頂点に立つ超電磁砲なる破天荒お嬢様。
 そのお嬢様と双璧をなす精神操作なら何でもござれの女王蜂。
 話術だけで人の心に踏み込み学園都市統括理事会に食い込む泣く子も黙る先輩系天才少女
 AIM拡散力場が人の形をとった人の心を有しながら人の体を持たない少女。
 兄的な存在に尊大な態度で甘える妹系魔術組織のボス。
 幾千億の時間を過ごすにつれお互いの理解者となり、神の力を失い妖精として傍らに立つオーディンの符号を持つ魔神の少女。

 上条勢力も大概ゲテモノでしたわ。
『外』の視点から見れば、上条当麻も上里翔流も似たようなものなんだろうな。

     3.

 上里翔流の視点でお話が綴られるとは思わなかった。『新たな天地』に関する描写はないほうがよかったと思いましたが、愉快な魔神たちを久しぶりに見れて楽しかったというのもあります。一体一体で相当数のお話を書けるだろうと思えるほどの存在が、『その他』みたいな扱いを受けているのには驚き。

 ライバル!
 みたいな登場の仕方をしていた上里くんですけど、なんだか和解したみたいな別れ方をしたので、今後登場する頻度は減るんだろうなあ。割と好きなキャラではあるんですけどね。彼。

     4.

 上里勢力。
 今まで名前だけ見ていると、異質な存在ではありましたけど、烏丸府蘭、豊山琉華、有村絵恋だったり。
 名字をセットで出されるとそこまで変な感じはしなくて、どこか怪物じみていた彼女たちがひとりの女の子らしく思えてきました。

 府蘭と琉華が上条当麻のパーティとして、今作学園都市を駆け回ったわけですけど。
 いいキャラクターだった。府蘭は今後とも登場できる見込みはありますけど、ほかのメンツは怪しい。明らかに『ぶっ壊れ』なステータスの持ち主ですからねー。
 冥亜の設定が凝ってると思いました(小並感)。

     5.

 御坂美琴。
 十五巻を読んだときは闇墜ち(?)するかと思ったんですけど、前巻も今回も割と普通で、ちょっぴり残念。
 彼女がAAAと対面することで迎えた伏線みたいなものはどうなるのだろうか。

     6.

 木原唯一。
 アレイスター=クロウリーの『原型制御(アーキタイプコントローラ)』対策も、今後の伏線になるのでしょうか。
 上里勢力の女の子たちが、彼女を殺したかどうかによって、変わってくるでしょう。今思えば、新約に入ってから、木原唯一はずっと暗躍していたなあ。初登場は新約四巻ですよ。

     7.

 アレイスター=クロウリー。
 彼が最近、ぽんぽんと姿を現すようになった。

『グレムリン』『魔神』『上里勢力』。
 これらは脇道に逸れた話だった。まあ、どれが本線かよくわからんのだけど。
『グレムリン』が登場した頃は、『プラン』のズレ具合に右往左往していたアレイスター。バードウェイに煽られる。
『魔神』が登場したときは、裏側で『魔神』vs.アレイスターという対戦カードだった。
『上里勢力』の登場は、アレイスターにとって想定外の事態だった。予期せぬ存在だった。

 これらが片付いて――今まで裏側で暗躍していた『木原』の落ち着いた。

 次にスポットライトが当たるのは、イギリス清教でしょうか。
 土御門元春の離反と、府蘭の出会いによって今後の展開が変わってくることでしょうし。

 いよいよクライマックスという感じですが。
 ここからがまだまだ長い。
 おかしかったパワーゲームも、程度よく排除されたので、新約が始まった頃くらいのバランスになればいいと思っているんですけど……どうなんでしょう。
 上里編って、これまでの禁書目録の中でもかなり異質でしたから。

 そういえば、学園都市内部の背景を丁寧に描写されていたんですけど、描写や構造が凝り過ぎていていまいちどんな建造物なのか、どんな場所にいるのかが、いまいちぴんと来なかったです。

     8.

 これってまだ、十二月九日なんですよねー。
 これだけの内容をやっておいて、まだ十二月上旬。

 まあ、第三次世界大戦が一週間で終わって、傷跡が残っているだろうという時期なのに多国籍軍による『グレムリン』との衝突もあったくらいですし。
 確か第一巻の時系列が七月ですから。
 まだ五ヶ月しか経っておらず!?

 今後、どんな展開が起きるのか楽しみです。
 これでひとまず、一通り貼られていた伏線が一通り回収されたので、ここから新章開幕! ――(の予感)。

  



 水着にコートって組み合わせがエロい。


 そういえば、連続刊行されている月間鎌池和馬ですけど、一月の出版に鎌池和馬の名前がなかったんですが。


category: 読書感想

thread: ライトノベル - janre: 小説・文学

tag: 鎌池和馬 
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