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天狗の軍手

アニメとか漫画とかラノベとか色々と感想書いていきますん

アニメ『クビキリサイクル 三日目(1)サヴァンの群青』感想 




 自分ではない他人を愛するというのは一種の才能だ。
 ほかのあらゆる才能と同様、なければそれまでの話だし、たとえあっても使わなければ話にならない。
 嘘や偽り。そういった言葉を示す意味が皆目見当つかないほどに誠実な正直者、つまりこのぼくは、四月、友人の玖渚友に付きそう形で、財閥令嬢が住まう絶海の孤島を訪れた。
 けれど。
 あろうことかその島に招かれたのは、ぼくなど足元どころか靴の裏にさえ及ばないほど、それぞれの専門分野に突出した天才ばかりで、ぼくはそして、やがれ起きた殺人事件を通じ、才能なる概念の重量を思い知ることになる。
 まあ、これも言ってみただけの戯言なんだけど。


 赤神イリア(あかがみ・いりあ)…………令嬢。
 班田玲(はんだ・れい)…………………メイド長。
 千賀あかり(ちが・あかり)………………メイド長女。
 千賀ひかり(ちが・ひかり)………………メイド次女。
 千賀てる子(ちが・てるこ)………………メイド三女。

 伊吹かなみ(いぶき・かなみ)…………画家。
 佐代野弥生(さしろの・やよい)…………料理人。
 園山赤音(そのやま・あかね)…………学者。
 姫菜真姫(ひめな・まき)………………占術師
 玖渚友(くなぎさ・とも)…………………技術屋。

 逆木深夜(さかき・しんや)……………介添人。
 ぼく(語り部)……………………………付添人。

 哀川潤(あいかわ・じゅん)……………請負人。





「他人を自覚的に意識的に踏み台にできる人間ってのは、なかなかどうして怖いものがあるよな」
 そうだろうか。
 ぼくには、無自覚で他人を踏みつけていく人間のほうが、ずっと怖いように思えるけれど。
「へえ。はは、さてはお前、いい奴だな」
 世界は優秀に厳しい。世界は有能に厳しい。
 世界は劣悪に優しい。世界は無能に優しい。
「つまりだな。これは天才ってのはなんであり、そしてなんでないのかって問題なんだよ。どこからが天才でどこからが天才でないのか――で、お前はどうなんだ? お前には、世界がどう見える?」


     クビキリサイクル
             
青色サヴァンと戯言遣い




 三日目(1)――――サヴァンの群青


     0

 そうあわれてるなよ。
 まあ、のんびりやろうや。

     1

 本編について。
 ミステリ小説(だった頃)なので、そのことをしっかりと意識した作りになっている。物語シリーズとは違い、そこまで過剰なシャフト演出はない(ダイニングのデザインはちょっと……)。
 相変わらず綺麗な画面作りをしている。

 しかしながら、こうして聞いてみると。
 なかなかどうして、戯言遣いの語りは間延びしてしまう節があるので、物語シリーズの字幕で阿良々木暦のモノローグを表現する手法は、西尾作品において悪い表現法ではなかったのだと再認識しました。
 物語シリーズは後半の作品になるにつれて、アニメの演出がになっていっているんですけど、そういうことがなくてよかった。

 冒頭のシーンはとても重要なものではありますが、もっとさっくりと切ってもよかったのではないかな?
 ぶっちゃけ、冒頭の一行目以外大して意味がなry

     2

 ワークステーションとパソコンの違いみたいなお話やら何やらと。
 割と細かくカットされてはいたけれども、ちゃんと第一章が三十分に収まっていた。
 ただ、それを小刻みに販売するスタイルは、少々……。
『傷物語』も、この『クビキリサイクル』もクオリティは確かなものですから、いいんですけど売り方に文句がやっぱりありますね。

 ちなみに声優さんですが、どのキャラも割とぴったりだったと思っています。
 精々玖渚の《いーちゃん》発音に違和感を抱かざるを得ない。
『お兄ちゃん』みたいな発音だと思っていたから。

 一時間構成にして、『三日目(2)――――集合と算数』も入れたほうが。
 事件起きるの、三巻からだし!

 どうせなら。
 どうせなら、ジャケットは竹さん(イラストレーターさん)に描いていただきたかったなあー。

     3

 副音声は、哀川潤と自然薯おくら――もとい、長瀞とろみ。
 自然薯おくらって……、最強シリーズや伝説シリーズになら出てきても何ら不思議じゃない。

 ※例。
(春日井春日、由比ヶ浜ぷに子、右下るれろ)
(魚鳥木つづり、血識零余子、酒々井かんづめ)

 確かにこの喋りかたは、長瀞とろみだなーと。
 やっぱりファン向けの作品ですね。

 企画の時点では、二時間ミステリー映画ってのもあったみたいですけど、カットが多くなってしまいますし、OVAという形になったとか何とか。
 お次の二巻でコメンタリーを担当するのは、因原ガゼルさん。
 ER3ニューヨーク支局長を務める七愚人の一人。『人類最強の初恋』で色々と酷い目を見たお方。

『十年後から見たあの頃』として描かれているので、最強シリーズの方々が続々と登場することでしょう。
 哀川潤を除けば八人くらい登場するのか、あるいは同じ組み合わせが何度か行われるのか。

 以下候補。

 若紫和歌。
 肆屍然刃。
 ヒューレット准教授。
 軸本みより。
 示際祭。
 喜連川ほつれ。

 辺りでしょうか。
 哀川潤(幼女)、哀川潤(老婆)、石丸小唄――とか。
 この辺も候補ですけどね。奇をてらってシースルーなんてのもあり得る話ですけど。どのキャラクターも魅力的なので、楽しみなところです。

    







category: 西尾維新

thread: アニメ - janre: アニメ・コミック

tag: 西尾維新  クビキリサイクル 
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