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天狗の軍手

アニメとか漫画とかラノベとか色々と感想書いていきますん

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『傷物語Ⅱ 熱血篇』感想 



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               熱 血 篇


          傷 物 語 Ⅱ


    
         KZM//JPN







001


 キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード。
 彼女の右足を賭けた戦い――VS.ドラマツルギー。

 同族狩りの吸血鬼ハンター。

 何というか少し調子に乗っている阿良々木くんに急接近して、ひと蹴り入れて左腕をはるか遠くに弾き飛ばす。
 その攻撃を受けて、自分より遥かに背の高いドラマツルギーを見上げて、怯え始める阿良々木くんが逃げ出す。

 紙一重で攻撃を躱しながら逃げ回る阿良々木くん。
 そんな中、切断面から『ぴょこん』と生えている小さな腕に気づいて、身をドラマツルギーの前に出して、その左腕を掴んで再生させる。この再生のさせ方は格好いい!

 ここに来るまでに見て学んだ合気道でドラマツルギーを抑え込んだ。
 人間の癖が抜けていない阿良々木くん。
 そんな技、吸血鬼には効果がなく、ドラマツルギーのフランベルジェで両腕が吹き飛んでしまう。
 水浸しの屋上を背泳ぎで逃げながら、ドラマツルギーの一撃一撃を躱して、飛び降りる。

 その末に、体育倉庫に行き着く。
 阿良々木くんが、ここに来る前に読んでいた本。
 彼は三冊の参考書を購入していた。合気道、野球、クラシック。その読んだ二冊目の本。

 体育倉庫にある野球ボールを次々とドラマツルギーに向けて投げる。
 しかし、すべて弾かれてしまった。
 そんな中で、一撃だけヒットした。それは、砲丸投げの鉄球。
 どうやら野球ボールと一緒のところに戻した奴がいたみたいだ。

 吸血鬼のパワーによって、野球ボールでは空振り気味になってしまう。
 鉄球くらいが丁度よかった。
 いや、それでも重さが足りない。

 そこで、運動場の凹凸を直すのに使われるローラーを持ち上げて、投げようとしたところで降参される。

 ……うーん。
 水と血と雨の描写が驚くほどに綺麗で、ドラマツルギー戦が好きなんですけど、所々の接続部分がわかりにくいかな? って。
 原作を読んで、阿良々木くんのモノローグやら地の文を読んでいるからこそ、余計にそう感じるのかもしれませんが、どうして戦いの舞台が直江津高校に選ばれたのか。どうしてあの状態で体育倉庫に駆け込んだのか。
 あの辺りは、やっぱりキャラクター同士のやり取りがないとわかりにくいかなあ。

 でもまあ、一緒に見に行った友人は、そんな風に思わなかったみたいなので。
 原作を読んでいるからこそ、なのかもしれない。

002

 羽川翼との絶縁と復縁。
 ここを、何と言うんでしょうか。もう少しシリアスでもよかったかな。
 ところどころで、ギャグ調のシーンを必要以上にあった印象。
 でもまあ、『おまえのダカラが目当てだったんだよ!』のシーンは大事よね。

 携帯電話の操作に慣れてないから「あれ? あれ?」っと焦るように、消すシーンからの羽川が走って逃げるシーンは、やっぱり辛いね……。上手く操作できないでいるのを、寂しそうに見つめる羽川……。
 鉄血篇であった出来事の『あったかもしれないワンシーン』――。

 一部始終を見ていて、詰め寄る羽川。
 ドラマツルギーより怖いと、表現していた阿良々木くん。
 パンツを見せられて、謝罪しながら友達になるシーン。

 傷物語は前編後編にして、そこで前編終了にしてもよかったのでは?
 と思っています。

 あと、阿良々木くんの筋肉に触れる羽川さん。
 この時点で、完全に惚れてるんだろうなあ。
 どこか発情気味だもの。

003

 キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード。
 彼女の食事シーン。食べ方よw
 キスショットを信用していいのか、と迷う阿良々木くんに「こらっ」と叱る忍野さん。
『命の恩人』――。
 忍野さんの言う命の恩人と。
 阿良々木くんの思う命の恩人は違うものなんだけど、それは冷血篇で。

 そして、キスショット四肢が再生しなかったことや、キスショットの体調が優れなかった話についても冷血篇で。

 DIO様の『最高にハイってやつだあああ!』みたいに、脳味噌に手を突っ込んで、直接記憶を探るキスショット。
 右目がぐわんぐわんと痙攣して動いているのは、究極に不気味。
 原作では地の文で阿良々木くんが『アニメ化できねえ!』って叫んでいるんですけど、アニメ化されちゃいましたね。

004

 キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード。
 彼女の左足を賭けた戦い――VS.エピソード。

 ヴァンパイア・ハーフ。
 人間を恨み、吸血鬼を恨む。
 吸血鬼ハンター。

 彼の意外な生体については、『猫物語(白)』で語られるんで、必見。

『じゃんけん』のシーンがなかったのが、残念。
 握手しようと手を差し出すエピソード。そこに手を伸ばす阿良々木くん。すると、エピソードは突然、人差し指と中指以外の指を畳んだ。チョキとパー。それで阿良々木くんを煽るシーン。

 かなりぶっ飛んでる狂気的なエピソードくんとの対話みたいなのがもう少し欲しかったかな。
 西尾維新の小説を始めて読んだのが『傷物語』だったので、やっぱりあのときの『怖さ』みたいなのは、なかなか拭えない。鉄血篇での彼の話し方とかを踏まえて、ですけど。

 ここで始まるBGM。
「ん?」
 かなり憶えのある曲調だぞ、と思っていると、なんと2011年に公開されたPVで使われていたBGM
 あの頃は偽物語もアニメ化されていなかった!

 あの軽快なBGMを戦闘シーンで使ってくるとは!
 そしてあのBGMを使ってくるとは!
 エピソードの「ふははははは!」の重ねは、正直草。熱血篇のPVでも、あのシーンはどこか浮いていたのに、それをあんなに重ねて使われたら、ちょっと笑うわ。

 エピソード戦。
 ちょっとわかりにくいんじゃないかな? って。
 あれが霧になっていることを、時間をかけて分析していくんで、ちょっとあっさりとし過ぎてたんじゃないかな。
 あと、ヴァンパイア・ハーフには吸血鬼に共通している一部の弱点が通用しないことを、もうちょっと強調したほうがよかったのでは? とか。

 やっぱり羽川の登場には『なんでいるんだよ!』と思ってしまう!
 そして、腹から零れ落ちた内臓の飛び出し具合と、内臓を戻そうとするあの質感……!

005

 夕方に二人で仲良くお話をする阿良々木くんと羽川。
 あのー、一応太陽は雲に隠れてますけど、その辺の場所はしっかりと整えてほしいかな。
 日の明かりを目にできないからこその吸血鬼なのに。

 結構気になったところが箇所箇所であったんですけど。
 それはエロ本発見のシーン辺りで。
 部屋の全体を映すようにするシーンで、阿良々木くんと羽川が一緒にいるんですが。
 そのとき、阿良々木くんの足元には影がなく(吸血鬼だから当たり前)、羽川の足元にも影が描かれておらず。
 なんというんでしょうか。そりゃまあ、角度に応じちゃ影は見えなかったりするものですけど、二人の違いみたいなのは、そういうところで描かないとなあーって。
 冒頭の街路での出会い辺りは割としっかりと描かれていました。
 演出として扱うシーンじゃしっかりとしているのに、演出外のシーンでは、ちょっと甘いなあ……。
 なんてことを思いました。

006

 キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード。
 かの状の両手を賭けた戦い――VS.ギロチンカッター。

 植物になりたい、と思う阿良々木くんの発言がカットされているのと。
 よくわからない割けるチーズみたいになった腕では、あれが植物であるとはわかりにくいよおー。

 そのシーンに時折挟まれる高速で走り回る阿良々木くん。
 友人は『人間の枠を超えようとしている』とか『阿良々木くんの精神状態』だと表現していましたけど、私は羽川が誘拐されたと知って急いで目的地に駆けていく阿良々木くんの図だと思いました。

 原作でも思った呆気ない勝負のつきっぷり!

007


 総体的に、作画や背景などが常軌を逸した綺麗さで、よかったとは思っていますけど、部分部分の演出が、ちょっと空回りしているシーンがあるように思いました。原作を読んでいるというのが、結構影響なのかなーって思ってしまいますけど、鉄血篇では『モノローグを省いて、こう演出してきたか!』と思いましたが、熱血篇では『モノローグあったほうが色々と考えやすいなあ』って思いました。戦闘シーンの速度がよかったというのもあるからでしょう。
 キスショットが人間に戻してくれないんじゃないか、みたいな部分はあれでよかったと思っています。
 ちょっと『うーん』って思うのが、熱血篇なの。

008

『りすかブラッド』。
 りすかちゃんってこんなに可愛かったっけ?
 いやあ、影谷蛇之だったり地球木霙だったり懐かしい名前がちらほらと!

 魔法使いは九州から出られない設定は何処にいったんでしょう。
 ひょっとすると、これは箱舟計画やら何やらがすべて終わったのちの時系列なんでしょうか。
 阿良々木くんの時系列はどこなんでしょう。
『くろねこベッド』は、ゴールデンウィーク前らしいですけど。
 こちらでは老倉さんが登場済みみたいですしね。

 地獄から帰ってきたとか何とか言ってたから、卒業後かもしれない。
 でも、千石に伝えるように言っている辺り、まだ千石撫子との騒動は起きておらず?

 阿良々木くん。
 りすかちゃんに会うために九州まで行く気なのか!?
 彼を供犠創貴くんの視点で見たら、一体どんな風に映るのだろうか?

 次の混物語は刀語から否定姫。
 時代も越えちゃったよ……。
 忍の力でまだ時間でも遡るのでしょうか?

 あるいは、四季崎の家系ですし、予知能力で会話かも?

 鉄血篇では連載中の作品から引用されていましたので、ならば熱血篇は連載停止中の作品からかな?
『世界シリーズ』――未完。
『りすかシリーズ』――未完。
『刀語シリーズ』完結、しかし『真庭語』――未完。
 だとすれば、お次は『難民探偵』か『蹴語』、あるいは『探偵都市伝説』かな?

 妥当に考えると、『人間シリーズ』辺りが候補ですけど。
『なこと写本』ってのも有力的。

009

 そんなわけで、熱血篇の感想でした。
 批判よりの意見が多くなってしまいましたけど、面白かったと思っているのは事実です!

 冷血篇も楽しみだ!
 その前に戯言シリーズですな!
 PVも公開され、キャラデザも公開されている!

 


category: 西尾維新

thread: 〈物語〉シリーズ - janre: アニメ・コミック

tag: 西尾維新  傷物語  物語シリーズ 
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コメント

一貫してアララギ君のモノローグが無いのは、『怪異は語り部になり得ない』と言うルールに則っているからのような気もしますね。

彼はあくまでも化け物側にいる、と。
狐火口紅 #- URL [2016/09/02 15:22] edit

Re: タイトルなし

 狐火さん、コメントありがとうございます。

 確かにそういう捉え方もできますね。
 
 ですけど、『傷物語Ⅰ』の最中でも『どちらがあちら側で――』と一回モノローグを挟んでいる挙句に、『愚物語』で斧乃木余接が語り部を担当していたり、新聞のほうで掲載された短編で八九寺真宵が語り部を請け負っているので、『怪異は語り部になり得ない』ってのは、もう通用しなくなっているのではないかなと。
 思っちゃいますけどね。
スマートフォン破壊丸 #- URL [2016/09/12 10:01] edit

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