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天狗の軍手

アニメとか漫画とかラノベとか色々と感想書いていきますん

『シン・ゴジラ』感想 


img_main.jpg

※ネタバレ注意



     1.

 ゴジラに関しては初代とハリウッド版しか見ていないことに加えて、エヴァも見ていないので、演出や過去作の踏襲を踏まえないで視聴したわけなんですけども、一言に『凄かった』としか言いようのない作品でした。

 友人に誘われて(この友人は三回目の視聴)行ったわけでして、見終わったあとに彼が色々と聞いてくるんですけれども、言葉にならず、しばらくろくに感想を述べることができなかった。
 ハリウッド版とは、また違った風にゴジラを扱っていた。
 その辺りにスタッフの好みとか、考えとかテーマとかあるんだろうなあ、と思ってみたり。

     2.

 始まってすぐにゴジラの尻尾と背鰭(?)が登場!
 少しずつ、上陸しようとするゴジラ。
 鼻摘み者の課長補佐、尾頭さんの言ったことをろくに聞かずに会見を始める総理。

「この巨大不明生物が上陸することはありませんので、どうかご安心ください」
「総理! 会見中に失礼します!」


「え、蒲田に?」

 あ、上陸したのか。
 と思ったら


 誰だお前!?

 いや、まあ。
 シン・ゴジラを見に行く前に、『これゴジラ第二形態』と遠目ではあるが、ステゴサウルスみたいなシルエットの姿を見せられていたので、劇場で見たとき、『これが言っていたゴジラ第二形態か』とわかったんですけども、その前情報があっても、驚愕しました。

 瞼のない瞳孔ガン開きの得体の知れない奴が、町中を這ってる図は、すっげー不気味。

     3.

 ゴジラ第四形態。
 一般的に有名なゴジラの姿になって登場して、自衛隊やら米軍がどんぱちやって、ゴジラが総理たちのいる場所にまでやってくるかもしれない。
 総理を始めとする内閣の方々がヘリで避難して、主人公の矢口さんらは自動車で避難する運びになった。

 そうしている中でも、米軍の無差別かつ豪快な攻撃はゴジラを襲う。

 地面に伏したゴジラ。
 その内分で赤く輝く灯りは、少しずつ青くなっていく。
 それを見たとき、チェレンコフ放射(臨界事故で見受けられる現象)かと思ったんですが、そんなことはなく、青い光は少しずつ色を変えて紫色になっていく。

 このときの、クラシック調のBGMに合わせて、都市機能が停止した東京で暗闇の中で淡く輝くゴジラは、美しいという表現の似合う光景。

 口を大きく開いて(パーフェクトカオスみたいと言ったほうがわかる人にはわかるかもしれない)、黒い吐瀉物のようなものを撒き散らかして、奥から業火が噴き出てきた。
 さっきの吐瀉物がすべて燃え盛って、ビルの隙間を縫うようにして業火は街全体に広がって、その炎を噴き出す。
 口いっぱいに、隙間なく極太の炎。
 それは少しずつ小さくなっていって――

 キィィィ―――――――!

 と、淡い青色の――レーザーカッター状の光線を吐いた。
 このときの、音と言い、こんな光線を吐くとは思っておらず、しかも、その光線で、周りにいた米軍を撃ち落とす。
 それだけにはとどまらず、内部の淡い光が漏れている背鰭の部分から、無数のビームが噴き出してきて、それが次々と撃ち落していき、ビルを粉微塵に破壊していく。
 そして、東京から避難しようとしていた総理たちを乗せたヘリを光線が完全に爆破。

 やがて、エネルギーを補給するために休眠状態に入るゴジラ。

     4.

 最終決戦。
 多国籍軍はゴジラを打ち倒すべく、人類の叡智の結晶――『核兵器』を用いることを決意。

 ハリウッド版『ゴジラ』と違う点は、この辺で。
 やはり、二度も原子力爆弾による被害を受けている国だからこその葛藤というのがあって、それらの思考錯誤を見受けられるのも日本ならではのものだろう。
 総理代理の『こんなことで歴史に名を残したくなかったなあ……』という、投げやりにも近い吐露。
 この辺りのキャラクターたちの葛藤も『シン・ゴジラ』の醍醐味ではないかと思っております。

『核兵器』を使用させる前に『矢口プラン』――『巨大不明生物の活動凍結を目的とする血液凝固剤経口投与を主軸とした作戦要綱』――『ヤシオリ作戦』

 ゴジラは体内に『核エネルギー変換生体器官』と呼ばれる生体原子炉を有している。核分裂によって発生させたエネルギーで精米活動を行っている。
 その際に排熱処理は血液流による循環冷却にて行われているのだが、この排熱処理に不全が発生した場合、生体原子炉が自ら強制終了して、ゴジラの前身は急激に冷却され凍結してしまう。
 その仕組みを利用し、血液凝固剤を投与してゴジラを凍結させる。
 それがはみ出し者たち(巨大不明生物特設災害対策本部)によって考えられた計画。

 これを実行に移すときの、完全停止した都市部の機能。
 ゴジラと同等の高さを誇るビルを崩し、足元に爆弾を積んだ無人列車を衝突させるなど、使えるものなら何でも使うあのやけくそ気味の作戦!

     5.

 この作品を見た者同士が話をするとき、もうわざわざ声を大にして『○○のところ!』と言い合う必要はないほどに、『きっと私がこう思った場所は、多くの人が同じことを思っている点なのだろう』と思った。

 それでもやっぱり、見ている点には相違というのがあるもので。
 一緒に行った友人は、ゴジラのビジュアルや、庵野監督が関わってきた過去作のオマージュなどについて意識して見ているようでした。過去作を知っているが故の見方なのだろうと思いつつ。
 私はどちらかというと、演出やキャラクターを重視して見ていたので、その辺りの話は上手く噛み合わなかった

 カメラワークや演出、カットの入れ方を見ていて、アニメ作品を手掛けてきた人が作ったものだな、というのが何となくわかるものになっていた。

 やっぱり第二形態のデザインには驚きです。
 ゴジラを作ると言って、プロジェクトが立ち上がったはずで、様々な会議があったでしょうけど、ああいうビジュアルの形態を登場させようという発想は凄いなあ。

 第四形態。
 あのゴジラ。そこらじゅうに痛々しいものになっているんですよね。
 歯の生えかたがいびつで、尻尾の先に至っては胸が剥き出しになっている。よく見ると気持ち悪くて、痛々しい見た目。
 あの小さな目ですけど、ひょっとして第二形態の頃から大きさは変わっていないのかな?
 たぶん、そうなんだろう。あれだけ大きくなったってことなんだろう。

『総理はこんな決断を下さない』とか『自衛隊はどうたらこうたら』とか。
 やっぱり言う人はどこにでもいますけどね。
 政治のこととかさっぱりですし、自衛隊とかのミリタリーに関しても知識がからっきしですので、気になりませんでした。

 お奨めの一作です!
 



category: その他感想

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tag: ゴジラ 
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