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天狗の軍手

アニメとか漫画とかラノベとか色々と感想書いていきますん

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『人類最強の純愛』感想 






 人類最強の請負人・哀川潤。
 再び忙しい日々を送る彼女のもとへ一人の青年が現れた。
 彼が発する圧倒的な敵意は、哀川潤をどこへ誘うのか!?

『戯言』とは真逆に、
『人間』離れし過ぎた、
『最強』のアドベンチャー!





     1.

 収録されている話は五つ。
『熱愛』『求愛』『純愛』『Miss/ion1.』『Miss/ion2.』。

 後半の二つは『緋色の英雄』に収録されるのではないかと噂された『哀川潤の失敗』――二〇一〇年のメフィストに収録されて以来、放ったらかしにされていたあの話。西尾維新の読者なら一度は読んでみたいと思ったお話。

 入手困難な西尾維新作品。
『蹴語』――パンドラ連載。
『探偵都市伝説』――メフィスト連載。
『哀川潤の失敗』――メフィスト連載。
『ぼくの世界』――メフィスト連載。
『新本格魔法少女りすか』――ファウスト連載。
『なこと写本』――雑誌短編。
『タンデムローラーの方法論』――同人誌。
 連載していたのに、放ったらかしにされている作品たち。
 その『哀川潤の失敗』が満を持して救済された。

『初恋』のあとがきだったか何かで、哀川潤の物語を書くにあたって、紆余曲折があり、うまくいっていないみたいなことを西尾先生はおっしゃっていました。
『哀川潤の失敗』を読むと、何となく言うことはわかりますね。
 ともあれ、順番に感想。

     2.

『熱愛』。
 喜連川博士の名前が出たのは『人間関係』のどれかだったと思う。ひょっとしたら、もっと前に出ていたかもしれないけど……、たぶん『人間関係』のどれか。
 匂宮雑技団、『断片集(フラグメント)』。
 殺戮奇術集団、匂宮雑技団、団員No.18。第十三期イクスパーラメントの功罪の仔(バイプロダクト)――匂宮兄妹。
 そして、『失恋』で登場した『クローゼット』の製作者。

 それが満を持して登場した喜連川。
 喜連川茂連。記憶と知識をホムンクルスで生まれた喜連川ほつれちゃんに伝授し、身体を気体化させる研究や『新人類』の制作を行っていた。『貧者の一灯』――またの名を『ふれあい』。
 炎に生命を与えた。

 なんという自由な世界観。
 苦悩する幼女、ほつれちゃん。
 割と好きなキャラクターです。
 今まであったものが次々と淘汰されていき、僕らの知る『戯言シリーズ』の世界も少しずつ変わっていく。

 寂しいものがあります。

     3.

『求愛』。
 石丸小唄。本編にほとんど登場していないのに、キャラクターに親しみがある。
 意味がわからない方は『サイコロジカル』を一読すれば、わかるかと。

 さて。
 ほとんど登場人物が登場しないこのお話。
 中だるみがあって、つまらないなあ、と思っていたんですけど、この話はかなりお気に入りです。
 哀川潤の物語を締めくくるに相応しいお話だったのではないかと。

 まるで最終章。
 やっぱり西尾先生はお話を締めくくらせるのが上手だ。

     4.

『純愛』。
 西尾通信で言われていた竜宮城の話。
 竹さんの『セイマーズ』は実にいいイラスト。とても綺麗なイラストに見えて、実のところ不気味なイラスト。軸本みよりちゃんといい、長瀞とろみといい、哀川さんの周りにいる方々は実に気の毒。
『セイマーズ』の問題を、人類――もとい『ER3システム』がどう対処するのやら。

 確かに宇宙より深海のほうが謎に包まれている感じはしますね。
 足元のことなのに。

     5.

『4321枚の落書き』。
『絵描きさん』の話。うーん……、まあ、なんていうんでしょう。最強の立ち位置に関する話だった。争っている時点で、それは既に互角だと。

     6.

『仲間割れ同好会』。
 戦うには相応のリスクが伴うみたいなお話かな?

     7.

『哀川潤の失敗』はてっきり、佐々沙咲と哀川潤の話かと思っていたので、結構意外だった。
 どうやらMiss/ion3.がそれみたいです。

 最強シリーズ。
 アニメに向いている気がするのになあー。

 この勢いで『新本格魔法少女りすか』や『ぼくの世界』の続きを出してほしい限りです。
 何かしらでメディアミックスされれば、そっちにも手が加えられることでしょうから。

   


category: 読書感想

thread: ライトノベル - janre: 小説・文学

tag: 西尾維新 
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