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天狗の軍手

アニメとか漫画とかラノベとか色々と感想書いていきますん

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『がっこうぐらし! 第九話・第十話・第十一話』感想 






 色んなことがあったよね。
 胡桃ちゃんがいて、りーさんがいて、めぐねえがいて、みーくんと出会って、太郎丸と出会って。
 辛いこともあったけど、みんな一緒に乗り越えた。
 だから毎日がとても楽しい。
 凄く、楽しい。

 でも。
 楽しい時間って。

 どうしてこんなに短いんだろう――。







     ★     ★

 緊急避難マニュアルを発見したその後、私たちは眠ることにした。
 でも。突きつけられた『事実』を目の当たりにして、私は眠ることができなかった。あのマニュアルは本当なのだろうか――とか、色々と考えて、眠れなかった。

 マニュアルに書かれた開封指示。そのことを踏まえるとめぐねえが、始めからこのことを知っていたとは考えにくい。でも、マニュアルに汚れが付着していることや、既に開封済みな点を考えると、途中でめぐねえは、このことを知ったのだろう。
 マニュアルを読んでいると、非常避難区画というのが地下二階にあるようだ。

 やはり、この惨劇は起きることが予期されていた……。
 そう考えるのが妥当だろう。

 なんて話を、私と胡桃、美紀さんでしているところに、モップを持った由紀ちゃんがやってきた。
 どうやら貯水槽にまたしても太郎丸が飛び込んだようだ。
 行き詰まり息詰まった空気は、由紀ちゃんによって普段の日常的な空気に変わる。

 突きつけられた事実を考えるのも大切だが、落ち込んだ思考に新しい風を入れて、整理する必要がある。

 本当、この学校には色んなものがある。
 ソーラーパネルによる電力発電設備、水力発電設備、浄水設備。
『巡ヶ丘学園は一つの街であり、生徒たちは街の住人として、自給自足をはじめとする様々な仕事を営むことができます』――こんな一文が学校案内には書かれている。
 自給自足。
 一体何人の人間が、この学校で生活することを想定していたのか
 一体何人の人間が、この事態が起きることを想定していたのか

 そんな疑問も、疑念も、尽きることはない。
 それでも、貯水槽の掃除した(で遊んだ)ことで、心の持ちようが変わった。
 水着から着替えて教室に戻る。

 明日は、地下に行ってみようと私はみんなに提案した。

 体育祭のとき、胡桃が美紀さんに言っていたことを改めて実感した。
 考えても、動いても駄目なときがある。

 そんなときに答えをくれるのが由紀ちゃん

 ……しかし、このときは想像していなかった。
 翌日、私たちが体験することになる学園生活部が始まって二度目の危機を。

 眠っていて気づかなかった。
 太郎丸が首輪から抜け出して、どこかに行ってしまったことに。

     ★     ★

 ミスった。
 非常避難区画の近くで太郎丸の足跡を発見した。地下二階に向かう途中にあるシャッター。そこから太郎丸が出てきた。太郎丸は、牙を剥き出しにして襲いかかってきた。まるで、『あいつら』と同じように。
 地下二階。水浸しになった地下二階には一体だけいた。

 それがめぐねえだった。
 めぐねえがあたしらを庇ってから、あたしらはめぐねえを探した。
 でも、どこにもいなかった。どうりで見つからないわけだ。

 あたしは今、みんなのいるところを目指している。
 戻るべきではないかもしれない。それでも、太郎丸のことを、めぐねえのことを、みんなに知らせるべきだ。太郎丸のこととか、美紀は悲しむだろう。今まで避けられていた美紀と太郎丸の関係は、昨日良好となったばかりだったんだ。
 伝えないほうがいいかもしれない。でも、あたしのことを気にして地下に降りてくるかもしれないことを考えると、やはり伝えるべきだ。……いや、きっとそんな自己犠牲の精神はないだろう。

 ……ショッピングモールで、りーさんとした約束。
 りーさんは、果たしてくれるだろうか。

     ★     ★

 胡桃先輩のシャベルを手にして、『あいつら』に振りかざして気づく『重さ』。胡桃先輩がシャベルで『あいつら』を薙ぎ倒すところを私は何度も見ている。私にも、シャベルを手にすればできると思っていた。でも、胡桃先輩みたいに『あいつら』を倒すことができなかった。打ちつけて怯ませることしかできなかった。
 バリケードは突破され、大量の『あいつら』は校内に這入ってきている。
 早くしないと、胡桃先輩だけじゃない。悠里先輩だって、由紀先輩だって、危ない。
 由紀先輩は部室に閉じこもっているけど、胡桃先輩に付き添っている悠里先輩なんて、廊下に『あいつら』、そして室内にいつ『ああ』なってもおかしくない胡桃先輩がいる。
 でも。
 私はどうやってみんなの元に戻ればいいのだろうか

 鎮静剤、抗生物質、初期感染者用実験薬。
 治療薬と思わしき物を一通り回収することには成功した。
 でも帰れない

 随分と前だが、雷が落ちるような音が聞こえた。
 それからしばらくして避難区画が非常電源に切れ変わるアナウンスが響き渡った。

 電力低下。
 屋上の発電設備に何かあったのだろう。そして、アナウンスの音に誘われて『あいつら』は地下にやってきた。
 私が閉じこもった部屋は、ショッピングモールで閉じこもっていた部屋みたいなところだった

 抜け道はなく、扉を叩き続け、今にもこちらに溢れ返ってきそうな『あいつら』。

 ……ねえ、私たち、頑張ったよね。




 原作を遥かに凌ぐ圧倒的難易度の高さ。

 原作の場合。
『胡桃ちゃん、感染』。
『校内の各地に「かれら」』。
『地下二階にめぐねえ』。

 アニメの場合。
『胡桃ちゃん、感染』。
『バリケード突破』。
『「かれら」の大量徘徊』。
『地下二階にめぐねえ』。
『地下二階に太郎丸』。

 これ、詰みですわー。

 みーくんは閉じこもった場所は、外に出ないことを選び続け残り続けた部屋酷似する部屋
 圭がいなくなり、太郎丸がいなくなった。でも、外に出ることを決意した。
 みーくんは、決別したはずの部屋と酷似する場所で絶体絶命の状況に陥る
 皮肉というか、何と言うか……。

 りーさんが身を潜めている場所も極めてストレス。外部からは今にも中に這入って来ようとする『かれら』に、内部ではもがき苦しみ絶叫する胡桃ちゃん。胡桃ちゃんが『かれら』を呼び寄せている状況ですから、そんな場所にいるりーさんも大概辛い。しかも、大事な友人が死にかけているわけですし、その友人と交わした過酷な約束もあります。

 覚醒した由紀ちゃん。
 アニメオリジナルの怒濤の展開に差しかかっている『がっこうぐらし!』、あと一話。
 どんな風に幕を閉じるのか楽しみです!





 不粋ですけど。
 胡桃ちゃんに施されている手錠。あれはショッピングモールで手に入れたわけなんですが、本編ではその描写がされていない。ほかの部分の原作や伏線の補完はいいのに、思わぬところで……。
 まあ、ショッピングモールでの件が少しだけ違うってのもあるんでしょうけど。 
 



 あと『がっこうぐらし!』のキャラクタースリーブの予約が始まっています。



category: がっこうぐらし

thread: がっこうぐらし! - janre: アニメ・コミック

tag: がっこうぐらし! 
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